松濤館大島道場について

松濤館大島道場ジャパンは、早稲田大学空手部OB・大島劼先生を最高師範とし、武道としての空手道を追求する団体です。 世界中に支部があり、道場では、老若男女を問わず皆が稽古に励んでいます。 松濤館大島道場ジャパンの正式な発足は2009年ですが、実際はそれより以前から、大島劼先生の指導の元、世界中の仲間が稽古に励み、活動をしております。 1956年、大島劼先生が南カルフォルニア大学大学院在籍中に、海外における最初の空手団体となる「南カルフォルニア空手同好会」の結成が、大島劼先生の空手指導、もとい松濤館大島道場の出発点といえます。

空手という武術

そもそも空手とは、五体をもって自分や他人の身を守り、相手を倒す武術です。 定説はありませんが、その起源は中国拳法といわれています。中国拳法が沖縄に伝わり、沖縄古来の武術と融合して発展していきました。明治〜大正期に全国に伝わり、現在では柔道と並んで世界的な武術として普及しています。 本質的な部分では、柔道や合気道と大きな違いはありませんが、打撃技、ひいては突き蹴りを主体とする武道というのが特徴といえます。

松濤館大島道場の空手道

空手にも様々な流派があり、どこに重きを置くか等が異なる事もあります。松濤館大島道場に空手道の指導は、ただ技を身につけるわけではありません。空手を通じ世界中どこでも個人の人格が完成されることを目指すもの、理屈に寄りすぎることなく、試合に寄りすぎることなく、武術としての空手の本質を掴もうというのが松濤館大島道場の空手道です。

稽古外の交流

松濤館大島道場ジャパンでは、空手道場での稽古のほか、皆でBBQをしたり、海に行ったり、レクリーエションなどがあり、稽古外のメンバー同士の交流も盛んです。